ムクゲの花が咲きました
みなさんこんにちは。
今年は美術館の周りでは雨が少なく、梅雨とは思えないような晴れの日が続いていましたが、今日はようやく一日梅雨らしい天気になりました!
美術館に生えている植物もようやく雨だと感じているのではないでしょうか?
佐川美術館には前回のブログでもご紹介したとおり、水庭にヒメガマとヨシを植えていますが、その他にも様々な場所に植物が植えられています。
中には樂吉左衞門館の展示室や、茶室用に使っている花もあります!
その中でも今一番見ごろを迎えている花を、今回はご紹介したいと思います!
「ムクゲ」といいます。皆さんはご存知でしょうか?
もともとは中国やインドが原産とされ、日本では奈良時代に伝えられたと言われ、花は夏から秋にかけて次々に開花し、真夏の炎天下でも元気に花を咲かせてくれます。
また、夏の茶花としても好まれ、「冬はツバキ、夏はムクゲ」と言われるほどです。
この時期にご来館頂きますと、樂吉左衞門館の展示室または茶室でこの花が生けられているかもしれません。
ムクゲがどのように生けられているかはご来館頂いてからのお楽しみ!是非ご来館の際は実物のムクゲをお楽しみください!
また、ムクゲの木は開館中でしたらいつでもご覧頂けます。
場所はプロムナードを茶室の裏側まで歩いた先に植えられています。現在は濃いピンク色のお花がたくさん咲いているので、一際目立っていますよ!
ただし、ご鑑賞の際はくれぐれも熱中症にはお気をつけくださいね。
美術館ではこれからまだまだ夏のお花が咲いてきますので、また改めてご紹介させて頂きます。