《仏教伝来》がついに公開! | 佐川美術館

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《仏教伝来》がついに公開!

先日のスタッフブログでも告知しましたが、ついに平山郁夫の不朽の名作《仏教伝来》が佐川美術館に来ました!長野県の佐久市立近代美術館から、はるばる来た本作は、佐川美術館では初公開の作品となります。

 

平山郁夫の仏教をテーマに描いた作品を「仏伝シリーズ」と呼ぶことは、先日お伝えしましたが、(まだの方は9月10日のスタッフブログをご覧くださいね。)本作は「仏伝シリーズ」を描いた最初の作品なのです。昭和34年(1959)に第44回再興日本美術院展に出品され、平山郁夫の画家としての方向性を決定づけた作品で、平山郁夫の画業を語る上で欠かせない重要作です。

 

作品は玄奘三蔵の求法の旅路を描いたもので、二曲屏風半双となっています。画中に出てくる玄奘三蔵と案内人の乗る馬が白と黒で対比されている点や、群青が基調となったキャンバスに朱色がアクセントに使われているのも、作品を印象づける特色ではないでしょうか。

《仏教伝来》と《求法高僧東帰図》揃って公開中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《仏教伝来》は11月27日(日)まで公開しておりますので、是非お越しください!