冬を感じる | 佐川美術館

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冬を感じる

みなさんの中には、いまいち滋賀県の場所がわからない方もいらっしゃると思います。本州の真ん中あたりに位置し、近畿地方の1番東にあるのが滋賀県です。地理的に説明すると、滋賀県は海に面しておらず、東西南北とも山に囲まれた地形のため、近江盆地と呼ばれる盆地が中央部に広がっています。この盆地の中央にあるのが琵琶湖というわけですね。

その琵琶湖の北側を北湖、南側を南湖と呼びます。では、どこからが境界線になるのかというと・・・この境になるのが「琵琶湖大橋」なんですよ。佐川美術館はその「琵琶湖大橋」のすぐ東側、南湖に面する形で位置しています。

南湖は面積が小さいので、佐川美術館のある守山市からは、対岸の山々を望むことができます。見える山々とは、比叡・比良山系。今シーズンは守山ではまだ平地に雪が積もることはありませんが、比叡・比良山には雪が積もっています。冬を感じる日々です。

 

美術館の水庭に植えられているヨシとヒメガマも、秋から冬の装いへとかわりました。しばらくこのブログでご紹介できていなかったので、現在の様子をご紹介!

 

1月のヨシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋はヨシとヒメガマの枯れた色も赤みがかかっていましたが、冬に入り赤みは退色し、うすい茶色に変わりました。この寒い時期を経ると、ヒメガマの穂ははじけ出し、3月頃にはヨシ刈りの季節を迎えます。

冬は季節柄なかなか外に出かけにくいですが、冬しか味わえない醍醐味というのもたくさんありますよね。

みなさんも、身近な冬を探してみてください!