

開催期間:
2009年12月01日(火)~2010年01月31日(日)
古来より<東西文化の交流>の道であったシルクロードでは、絹製品や銀器をはじめとする交易品だけではなく、さまざまな文化や思想、宗教が行き交ったのでした。そして、とりわけ私たちの住む日本の文化に大きな影響を与えた仏教もこの道を通りわが国へと到達したのです。
平山郁夫先生は数十年にわたるシルクロード取材の中で、中国唐代の僧・玄奘三蔵の足跡を辿りスケッチをかさね、新たな世紀のスタートとなる2001年元旦、奈良・薬師寺玄奘三蔵院画殿に《大唐西域壁画》を奉納しました。そして、この壁画を多くの人々に見てもらいたいという強い願いのもと、各場面を絵画作品として50号に収めて描かれた作品が当館の《大唐西域画》全13点です。
本展では、《大唐西域画》を中心に、平山先生が歩んだ中国、中央アジア、インドといった仏教興隆地と、わが国日本を描いた作品の数々をご紹介いたします。
※昨年12月2日の平山郁夫先生のご逝去を受けまして、2月2日からは本会場におきまして「追悼展 平山郁夫-平和の祈り-」開催いたします。つきまして本展は当初予定を変更し1月31日までとさせていただきます。何卒、ご了承の程、お願い申し上げます。
主な出品作品
≪大唐西域画≫「明けゆく長安大雁塔 中国」本画 2007
≪大唐西域画≫「嘉峪関を行く 中国」本画 2007
≪大唐西域画≫「高昌故城 中国」本画 2007
≪大唐西域画≫「西方淨土須弥山」本画 2007
≪大唐西域画≫「バーミアン石窟 アフガニスタン」本画 2007
≪大唐西域画≫「デカン高原の夕べ インド」本画 2007
≪大唐西域画≫「ナーランダの月 インド」本画 2007
「出山釈迦」本画 1965
「法隆寺」本画 1991
「薬師寺夕べ」本画 1997
「敦煌莫高窟」本画 1991
「飛天」本画 1966
「天堂苑樹」本画 1966
「初転法輪 サルナート」素描 1991
「ナーランダ大塔の浮彫 インド」素描 1991
「サンチーの大塔 インド」素描 1991
「サルナートのスツーパ インド」素描 1991
「バーミアンの大石仏 アフガニスタン」素描 1991
「アフガニスタンの少女」素描 1990
「金銅菩薩立像 新羅 国立中央博物館 韓国」素描 1991
「釈迦三尊像 右脇侍 法隆寺 金堂」素描 1991
「延暦寺 東塔」素描 2000
「延暦寺 根本中堂」素描 2000