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展覧会

樂吉左衞門館10周年 樂吉左衞門展
終了

2017年04月01日(土)~2017年09月10日(日)

今年、樂吉左衞門館は10周年を迎えます。2007年の開館以来、樂吉左衞門氏と思惟を共有する様々な事象や作家とコラボレーションをした吉左衞門X展を開催してきました。本展では、これまでのコラボレーションによって誕生した数々の吉左衞門作品を通して、吉左衞門X展の軌跡をたどります。

焼貫黒樂茶碗 2007年 焼貫茶入 2006年 焼貫水指 2006年 

 

2009年9月19日-2010年3月14日

INDONESIAN PRIMITIVE ARTS

インドネシアン・プリミティブアート 稲葉京セレクション

インドネシアのアートが放つネイティブな激しい力に魅了され、それらの影響のもとに制作された茶入と茶碗は、ネイティブアートと切り離れることなく同じ時空に呼応しています。

焼貫黒樂茶碗 旄牛 2009年

 

2010年9月4日-2011年3月21日

LOUBIGNACの空の下で 樂吉左衞門フランスでの作陶―友人アンドッシュ・プローデルと共に

「フランス」という時空の中で出合った未知の素材、日本とは異なる場・状況のもたらす様々な潜在的な「場の力」から、自由で楽しげな茶碗が生み出されました。

フランスRAKU茶碗 2010年

 

2011年8月27日-2012年4月8日

 Au-delà 言語の彼方へ Bruno Mathon ドローイング+樂吉左衞門フランスでの作陶/花入

ルビニャック(フランス)では、茶碗と同時に角材で叩いて制作した彫刻作品のような花入が誕生しました。

焼締花入 2010年

 

2012年9月29日-2013年4月7日

暗闇の音 静寂の光 高谷史郎・音/映像+樂吉左衞門・茶碗

現代アーティスト高谷史郎氏によるプロジェクションマッピング(映像が茶碗に映し出される)は、樂氏に白い茶碗を制作することを要求しました。

焼貫黒樂茶碗 2012年

 

2013年9月21日-2014年3月30日

上原美智子 染織+樂吉左衞門 陶・茶入 土田半四郎 仕服

 

2014年9月27日-2015年3月29日

新兵衛の樂 吉左衞門の萩 

樂焼の持続的な思考と自己表現の自由さとは対照的である、轆轤の回転による瞬間的な緊張と身体的な思考の中で形が生み出されていく萩焼に挑戦しました。

萩焼茶碗 氷解水煌煌 2014年           

 

2016年4月16日-8月28日

樂吉左衞門 樂篤人 樂雅臣

平成24年(2012)あたりから試みられている新作「Rock in Silence」シリーズ-巌のように力強く、ただ静かに存在する-は、本展で初めて公開されました。

焼貫黒樂茶碗 巌 2014年