ヨシ紙づくりワークショップ開催!
7月19日(土)に館内渡り廊下で、ヨシ紙づくりワークショップを開催しました。
今回初めての試みで、美術館の水庭(樂吉左衞門館側)の「ヨシ」を使って、皆さんに紙すきの体験をしていただきました。
このヨシという植物。琵琶湖にもたくさん群生している植物で、名前は「ヨシ」と言ったり「アシ」と言うこともあります。滋賀県内では「ヨシ」と言うことが多いようです。この違い、皆さんは不思議に思ったことはありませんか?
実は「アシ」が「良し悪し」の「悪し」と重なることを嫌って、「良し」=「ヨシ」と呼ばれるようになったと言われています。
さて、そんなヨシは美術館では、毎年3月に刈取りを行います。
今回は今年の3月に刈取ったヨシをワークショップ用に加工して、紙すきを行い、
皆さんにヨシ紙のハガキを作っていただきました!
まずはヨシの加工の工程を聞いて...
そして今度は実際に紙すきを体験してもらいました!
紙すきの後はアイロンがけをして、自然乾燥させて出来上がり☆
参加者によってヨシの分量が違うので、それぞれ色の異なるオリジナルのヨシ紙ができあがりました!
ご参加いただいたみなさんは、初めての方も多数いらっしゃいましたが、初めてとは思えないほど、味わい深いヨシ紙を制作していただけました。
大人の方からお子様まで、多くの方に興味をもち、体験していただきました。
ありがとうございました!