琵琶湖八珍とはなんぞ?
漁といえば、海をイメージされる方が多いのではないかと思いますが、もちろん琵琶湖でも漁は盛んに行われています。日本最大の面積を誇る湖・琵琶湖では各地に漁港があり、淡水の魚や貝、エビなどが漁獲されています。
佐川美術館のすぐ目と鼻の先にも、守山市を代表する木浜漁港があり、湖南地方における食生活を支えています。毎年夏ごろに木浜漁港では、守山漁港まつりという琵琶湖の水産業に触れあうことのできるイベントもやっているそうですので、その季節にはそちらもチェックしてみてください。
さあ、琵琶湖の魚介類といえば、みなさんはどんなものを思いつきますか?アユは想像しやすいですよね。釣りをする人なら、ブラックバスを思いつくでしょうか。シジミ、フナ、たくさんの魚介類がいるのですが、みなさんは、【琵琶湖八珍】という言葉を聞いたことがありますか?琵琶湖の数多くの魚介類の中でも、とりわけ湖の幸として人気な8つの魚介類を総じて琵琶湖八珍と呼んでいます。
そのラインナップはこちら↓
・ビワマス
・ニゴロブナ
・ホンモロコ
・イサザ
・ゴリ
・コアユ
・スジエビ
・ハス
みなさん知っている魚介類はありましたか?全部知っているという方、あなたはツワモノですね。
ビワマスとニゴロブナ、ホンモロコ、イサザは琵琶湖の固有種です。あの臭いがきつい鮒ずしに使われるのは、ニゴロブナなんですよ。
もちろん琵琶湖八珍にも旬があります。秋が深まってきた今日この頃、旬を迎えているのがホンモロコです。この季節のホンモロコは脂がのっていて、非常に美味だそう。ちなみに、春には子持ちのホンモロコが獲れるそうなので、それもオススメですね。
この琵琶湖八珍は、県内の琵琶湖八珍を扱うお店で購入したり、食べることができます。が、それぞれ旬の時期が異なるため、8種類一度に揃わないこともあります。入荷状況は直接お店にお問い合わせいただくのがいいと思います。
ぜひ琵琶湖の幸を堪能ください!