春の訪れ、植物が芽吹く季節 | 佐川美術館

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春の訪れ、植物が芽吹く季節

植物たちの芽吹きがにぎやかなこの季節。美術館でもたくさんの植物が新しい顔を覗かせています。

3月のブログでヨシ刈り後の様子をご紹介しましたが、およそ1ヶ月経った現在、ヨシがどうなっているかというと・・・

こちらをご覧ください↓

 

ヨシの生育状況4.15

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑のじゅうたんになっているではないですか!

この1ヶ月のうちに一気に芽が吹きだしましたが、まだまだ芽吹きの途中です。4月の菜種梅雨をうけて、頑張って成長しているヨシたちです。

さて、浮島にはヨシとヒメガマが植えられているのですが、みなさんはこの植物の違いがわかりますか?成長すると違いがよくわかるのですが、この時分はまだわかりにくいですね。区別としては、ヨシはタケのような葉をつけており、ヒメガマは垂直に伸びる細長い葉をつけているのが特徴。

 

ヨシとヒメガマの違い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 画像中、赤丸がヨシ。青丸がヒメガマです。ヒメガマはパッと見、ニラみたいですね。

また、生育具合については定期的にこのブログでお知らせしようと思っております。

 

 他の植物も紹介します。

こちらは、みなさんも食べたことのある果物の葉っぱ。

 

山イチジクの葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解はイチジク。

正確には山イチジクといって、イチジクより小さな実をつけます。茶花として生けることもありますので、夏ごろに樂館展示室や茶室で見ることができるかもしれないですよ。

 

 このニョキニョキ芽が出ている植物は、難しいかも。

 

芽吹いたアマドコロ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アマドコロという植物。スズランのようなかわいい花をつける植物です。春の新芽は、山菜として食べることもできるそうで、東北地方では市場に流通しているところもあるのだそう。気になる!しかし、果実は有毒ですので、食べることができるかどうかの判断は、必ずプロの人に聞きましょう。

 

美術館の植物たちを一部ご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

植物が頑張っている姿を見ると、元気づけられますね。暖かくなってきた春、植物を観察しながら散歩してはいかがですか。