文月あれこれ | 佐川美術館

スタッフブログ

文月あれこれ

雨も多くなりやっと梅雨らしい日を迎えましたが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

「気温」「気圧」「湿度」の変化は、人間の身体に大きな負担やストレスを及ぼすそうですので、ご自愛ください。

 

今日から7月に入り、2017年も後半に差し掛かりました。7月といえば、別名「文月(ふみづき)」と言います。

学校で習いましたね!

文月の語源は諸説あるのですが、有名なのは七夕に由来を持つ説。

七夕にすることといえば、お願い事を短冊に書いて笹の枝に吊るしていますが、昔は違ったそうです。

違うのは書く内容!

今では、お願い事といえば、ジャンル問わず何でもありですが、昔は文字や歌を短冊に綴り、書道の上達を願っていたらしいですよ。

この綴った文をひろげて見せるという風習が、

文をひらく→文披月(ふみひらきづき)→文月と呼ぶようになったということです。

由来を知ると、自分もその風習を試してみたくなってきました。字が綺麗になってほしい!!

 

さて、文月の佐川美術館は、ついにアルフォンス・ミュシャ展がやってきます!(15日から)

ミュシャのパリ時代から生涯を終えた祖国・チェコ時代まで、ポスター、資料集、書籍、ポストカードと多大なラインナップでお送りします。

その前に7/10~7/14までは展示替休館なので、お気をつけくださいね!