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トワイライトコンサートを開催しました

こんにちは。もうすぐ夏休みも終わりですね。だんだん秋に近づいているのでしょうか。今年は異常気象が多いので、天候で季節を感じることが少ないのですが、トワイライトコンサート開催の日が近づいてくると、「今年も秋がもうすぐやってくるな!」と実感します。

今年度は計2回コンサートがあるのですが、8月26日に第1回目のコンサートを開催しました。

今回演奏いただいたのは、「世界の車窓から」テーマ曲でおなじみのチェリスト・溝口肇さんです。みなさん、テレビで1度は耳にしたことありますよね!

当館では2014年にも1度、溝口さんにご出演いただいたことがあるのですが、今回は3年ぶりのご出演になります。耳に心地よいチェロの音色は今回も健在で、溝口さんオリジナルの曲をはじめ、映画音楽、オペラの曲など、幅広いジャンルの曲を演奏いただきました。

中でも、現在開催中のアルフォンス・ミュシャ展に合わせて選曲いただいた、スメタナのモルダウ(わが祖国より)が何といっても印象的でした。モルダウについては以前のブログでご紹介しましたとおり、チェコ出身のスメタナがチェコを流れるヴルタヴァ川(モルダウ)のことを思って作った曲です。溝口さんは、チェコフィルハーモニーとセッションされた経験もおありだということで、今までに何回もチェコには足を運んだことがあるそうです。チェコで見た朝焼けと夕焼けの情景が非常に心に残っていらっしゃるというエピソードも教えていただきました。

溝口さんの奏でる美しい音色を聞いていると、ヴルタヴァ川の情景が頭に浮かんでくるようでした。コンサートを鑑賞されていた方も、目を閉じ音の美しさを堪能されている様子でした。

 

溝口肇さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

溝口さん、モルダウを演奏するのは実は初めてということです。聴くことができて嬉しいですね!

 

初めてといえば、今開催しているアルフォンス・ミュシャ展の作品に8/23より作品1点が新たに加わりました。新しく加わったのは、既に展示しております連作「夜明け」「黄昏」のうち、「黄昏」の習作です。これはミュシャが実際に描いた直筆のクレヨン画で、「黄昏」を描く前にミュシャが描いた下絵です。世界に1点しかない大変貴重な作品なんですよ。習作は本制作とほぼ同じ大きさの作品で、並べて展示しています。必見です!

「夜明け」と「黄昏」は題名からもわかるように、それぞれ朝焼けと夕焼けを描いた作品です。溝口さんがチェコで見た朝焼けと夕焼けの情景が心に残っているように、ミュシャもこの情景が心に残っていたのかもしれないですね。