光の箱をつくったよ!
こんにちは。魔法の美術館Ⅱが始まって2週間近く経ちましたが、初日から大変多くのお客様にお越しいただいておりますよ。体感型アートに、子どもも大人も大熱狂!魔法のような世界はまさにイリュージョンそのものです。
さて、このイベントに関連して、12/16にワークショップを実施したのですが、今回のプログラムは「松村泰三さん考案 光の箱をつくろう!」というもの。美術作家の松村さんが考えた光が反射する性質を利用した、不思議な箱を自分で作ってみよう!といった内容です。
作り方は単純です。まずはダンボールの箱を組み立て、光の箱の骨組みを作ります。組み立て終わったら、次の段階が力の入れどころ!鏡面加工されているフィルムで、丸や三角、ハートといった様々な形の筒を作ります。この筒を箱の中に敷き詰めていくのですが、筒をたくさん作れば作るほど、光が反射する箇所が多くなり、よりキラキラした不思議な箱に仕上がります。
また隣同士に置く筒の配置の仕方によっても、面白い形を作ることができます。涙型の筒を4つ合わせればクローバー、5つ合わせればお花になります。形という性質を考えながら子どもたちは筒を作っており、豊かな発想力を垣間見ることができました。丸と三角で魚を作るお子さんもいましたよ!
筒を詰め込んだら、赤・青・黄・緑のカラーセロハンを切り貼りして筒に蓋をします。このセロハンを通して箱を見ることで、きれいな色の光が煌いて見えるようになります。
蓋をすれば、完成!自分だけのオリジナルの箱ができました。筒をたくさん作るのが大変な作業でしたが、出来上がった不思議なキラキラの箱に子どもたちは大満足のようでした。
今回制作した光の箱ですが、ネットでキットを購入いただくこともできるので、ご興味ある方は《光の箱》と検索してみてください!