年の瀬のごあいさつ | 佐川美術館

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年の瀬のごあいさつ

いよいよ年の瀬が迫りつつありますが、皆様は大晦日と元旦をどのようにお過ごしになりますか?

大晦日には除夜の鐘を聞いて、元旦から初詣へとお出かけになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は12月31日の大晦日はひと昔前、といっても江戸時代の頃までは寝ないで過ごすという習慣があったそうです。一説によると、眠らずに心身を清め、年神さまをお迎えしなければならないと考えられていたためです。年神さまは毎年のお正月に各家庭に訪れる神さまのことです。大晦日に寝ないで過ごしていたことから、元日は家でお屠蘇の酔いも手伝ってぐっすりと寝てしまいがちであることから、「寝正月」という言葉が生まれたとも言われています。

初夢が1月1日の夜から2日にかけてみる夢とされるのも、この事と関係しています。また、元日は寝正月を決め込んでも、正月二日からは早起きをしてけじめをつけましょうということから、正月二日に早起きをすると一年中早起きができるという言い伝えのある地域もあります。

 

実は!?この古くからの風習と関係はありませんが、佐川美術館は1月2日から開館しています。当館のコレクション作品をご覧いただき、さがわきっずみゅーじあむ「魔法の美術館Ⅱ」もお楽しみいただけますよ。

 

「魔法の美術館Ⅱ」会場の風景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年もすでに10万人以上のお客様にご来館いただいていますが、来る2018年には開館20周年の節目を迎え、より一層みなさまに楽しんでいただける美術館を目指してまいりますので、引き続き変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

皆様よい年をお迎えください。