展覧会

『東海道名所膝栗毛画帖』 弥次喜多珍道中展
終了

2014年02月28日(金)~2014年03月30日(日)

 浮世絵による愉快な珍道中を大公開!

  

2014年2月28日(金)より企画展「東海道名所膝栗毛画帖 弥次喜多珍道中展」を開催いたします。

『東海道名所膝栗毛画帖』は、大正時代に制作されたと思われる画帖仕立ての木版画で、江戸時代のベストセラー、十返舎一九の『東海道中膝栗毛』をもとに、登場人物である弥次郎兵衛(弥次さん)と喜多八(喜多さん)がお伊勢参りをする珍道中を絵画化した作品です。

 

表紙(弥次郎兵衛、喜多八)

 

東海道は、江戸時代に江戸と京を結ぶ主要街道として宿場や街道が整備され、庶民から大名まで多くの人が徒歩や馬、駕籠で行き来し、大変な賑わいをみせました。明治22年(1889)に東海道本線が全線開通すると、次第に鉄道による移動が主流となり、かつて『東海道中膝栗毛』の中で、弥次さん、喜多さんの歩いた道は、旧道と呼ばれるようになります。その一方で、大正時代以降、かつての街道を回顧する旧道旅行もさかんになり、旧道をテーマにした作品が刊行されるようになります。本展で紹介する『東海道名所膝栗毛画帖』もそうした刊行物の一つに位置付けることのできる作品と言えます。

 

日本橋

 

今回の展覧会では、弥次さん、喜多さんが描かれた表紙絵と江戸・日本橋から大阪・天王寺までを描いた全59場面の作品をご覧いただきます。また、木版画作品以外に当時実際に使用されていた版木と、その版木を使って順番に摺った順序摺りもあわせて展示いたします。現在では、印刷機やプリンターで簡単にカラー印刷が可能ですが、多色摺りの木版画を制作するには、いくつもの版木を重ねて摺るなど、高い技術を必要としました。展示を通して、木版印刷の伝統技術についても触れていただくきっかけにしていただければ幸いです。

 

草津

 

 

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