展覧会

平山郁夫 世界遺産シリーズⅠ 心に描く南京城
終了

2014年04月05日(土)~2014年09月23日(火)

2014年度の平山郁夫館のテーマは「世界遺産」。

 

第一弾となる今回は、平山郁夫氏が「文化財赤十字構想」を提唱し、危機に瀕した世界の文化遺産の保護活動を行う中で、「南京城壁保存修復協力事業」を推進する際に描いた《南京城壁シリーズ》をご紹介します。

 

本シリーズで描かれた南京城は、明王朝を開いた太祖・朱元璋が1356年に南京を占領して以降、1366年より20年あまりの歳月をかけて築きあげた世界最大の磚石(レンガ)城です。創建当時の全長は33kmにもおよぶ壮大なもので、現在でも21kmにわたりその遺構が残っていますが、経年劣化により城壁の崩壊が進み、荒廃の危機に瀕しています。1995年、日中友好協会会長であった平山氏は、城壁の保存修復を提唱するとともに、南京城壁を描いた作品による展覧会を開催し、城壁の保存を広く世に訴えかけます。その時の作品が佐川美術館開館の際に収蔵され、当館のコレクションとして多くの方にご覧いただいています。

 

南京城壁の上から遠望する鶏鳴寺の塔や、雨に濡れしっとりとした雰囲気を醸し出す南京城壁など、様々な角度から描かれた作品群は、平山氏の深い洞察力と文化財保護に対する思い入れを感じさせます。

 

平山郁夫が描く世界遺産シリーズの第一弾を是非ご覧ください。

 

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