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展覧会

佐藤忠良 ブロンズをみぢかに
終了

2017年04月01日(土)~2017年06月11日(日)

2017年度第1期佐藤忠良作品展示のテーマは「ブロンズをみぢかに」と題し、ブロンズ彫刻が持つ「パブリック・アート」としての特性に焦点を当てます。

 

私たちが普段彫刻作品を目にするのは、公園や役所、教育施設といった公共の施設がほとんどですが、彫刻を展示室で見る場合と大きく異なることは、作品が周りの風景の一部として捉えられていることだと思います。また、公共施設に置かれた彫刻は、私たちにとって身近な存在として認識されることが多く、待ち合わせの目印に使用されている例もよく見受けられます。

このような公共の場所に設置するために作られた芸術作品を「パブリック・アート」と呼び、佐藤忠良氏もこのための作品を多く手がけました。

 

エントランスホール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当館の建物は切妻造といった伝統的な和の印象だけでなく、ガラス張りの壁面、フラットな構造といった現代建築の要素が合わさっている点が特徴で、建物自体がアートともいえます。今回の展示では、より建物のアート性を体感できるよう、エントランスホールや通路といった展示室とは異なる空間でご鑑賞いただきます。作品と建物が織り成す一体感から生まれる美をご堪能いただき、さらに佐藤忠良氏の人間味あふれる作品を身近に感じる機会になれば幸いです。

 

廊下の展示風景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回の展示に限り、ブロンズ彫刻と一緒に撮影いただけます。是非記念に撮影ください。