守山市の由来 | 佐川美術館

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守山市の由来

秋の行楽シーズン10月になりました。今回は、佐川美術館のある守山市の名前の由来と、守山の観光スポットについて紹介します!

 

守山市と呼ばれているこの地域、「守る山」と書きますが、実は市内には山がありません。

この守山という名称は古くから使われています。なぜ山がない地域なのにそう呼ばれているのかというと、平安時代初期に比叡山の東西南北を守る東の門として「比叡山東門院守山寺」というお寺が建てられたことが由来とされています。

この守山寺という名前、都を平安京に遷都したことで有名な桓武天皇が、比叡山を守るという意味で「守山」という名前をつけたという言い伝えが残されています。

 

比叡山東門院守山寺


 

 

 

 

 

 

 

 

 

「東門院守山寺」は、守山駅から北西に銀座商店街を通って「守山銀座西」の信号を右に曲がったところ、徒歩10分の旧中山道に面した場所にあり、境内にある不動明王坐像(平安時代)などは現在国指定の重要文化財になっています。※拝観には事前予約が必要です。

旧中山道沿いには他にも、江戸時代末期から明治初期に立てられた元造り酒屋「うの家」で地元の食材を使ったランチをお楽しみいただけたり、旧宿場町の情緒漂う建物をご覧いただくことができます。

守山駅をご利用されるお客様は、市街地散策を楽しまれてはいかがでしょうか。