「三蔵法師展 薬師寺の宝物とともに」初日です!
本日より、佐川美術館では「三蔵法師展 薬師寺の宝物とともに」が始まりました!
本日、開幕法要と記念講演会、そして薬師寺のお坊さんによるギャラリートークが開催されました。沢山のお客様にお越しいただきまして、本当にありがとうございます。
まずは、開幕法要の様子からお伝えします!
薬師寺より執事長・加藤朝胤師をはじめお坊さんの方々にお越しいただきました。そして、樂吉左衞門先生も同席されました。
実は、解体修理に伴って出た国宝・薬師寺東塔の土台部分にある「基壇」の土が茶碗の素材に適していたため、樂家に20トン寄贈され、今年6月末に初めて窯で焼かれた赤樂茶碗が薬師寺に奉納されることになったのです。10月2日より「三蔵法師展」の会場内でご覧いただくことができます。
そして記念講演会。執事長の加藤朝胤師が、分かりやすく丁寧に、時にはユーモアも交えながら三蔵法師・玄奘の生い立ちから達成した偉業まで説明して下さいました。加えて、三蔵法師・玄奘と薬師寺のご縁、薬師寺と佐川美術館のご縁についても情感豊かにお話して下さいました。
最後に、加藤大覺師によるギャラリートークが催されました。三蔵法師・玄奘のお話や作品の見所を分かりやすく説明していただきました。お釈迦様の教えをはじめ、三蔵法師のお人柄がよく分かるような裏話も知ることができて大変勉強になります。今ここでお伝えするとネタバレとなってしまうので...ぜひぜひ直接お話を聞きに来てくださいね。
週末は薬師寺のお坊さんに来ていただき、説法やお写経、ギャラリートークと様々なイベントを開催します。三蔵法師・玄奘や仏教について分かりやすく面白いお話を聞くことができるので、ぜひこの機会をお見逃しなく!