「百花繚乱 浮世絵十人絵師展」始まりました!
日毎に秋も深まり、だんだんと紅葉の美しい季節となってきましたね。
当館では、9月30日(土)から「百花繚乱 浮世絵十人絵師展」を開催しています。
よく知られている葛飾北斎や歌川広重をはじめ、錦絵創始期の第一人者と言われている鈴木春信や世界三大肖像家と讃えられた東洲斎写楽、美人画の神様とまでいわれた喜多川歌麿はもちろん、人気浮世絵師を輩出した歌川派など天才浮世絵師の傑作を一堂にご覧いただけます。
見どころとしましては、歌川広重の代表作《東海道五拾三次》シリーズより4点の初摺作品を紹介しているコーナーです!初摺(しょずり)と後摺(のちずり)を比較展示していますので、その違いをじっくりと見比べて楽しんでいただくことが出来ます。
また、浮世絵版画だけではなく、絵師が絵絹や紙に直接描いた肉筆浮世絵も展示しています。一点物の肉筆浮世絵は大変貴重であり、本展では、葛飾北斎や歌川広重による直筆の作品を公開しています。
江戸文化の象徴である浮世絵を通して、江戸時代中期から幕末までの時代の息吹を
ぜひご堪能いただけましたら幸いです。
皆様のご来館をお待ちしております~!