魅力満載!ヴェネツィア美術についての講演会
ヴェネツィア展もはじまって、早2週間ですが、皆さん展覧会をお楽しみいただいていますでしょうか。
今回の展覧会は、総点数128点のボリュームとなっており、ヴェネツィア美術の500年の歴史をたどることができます。詳しくは展覧会のページをチェックしてくださいね!
さて、このヴェネツィア展、関連イベントをいくつかご用意しているのですが、今日はそのうちの一つ、記念講演会がありました。
講師に神戸大学大学院教授の宮下規久朗先生をお招きし、「ヴェネツィア美術の魅力」についてお話いただきました。
宮下先生はイタリアを中心とする西洋美術史を専門とされており、著書もたくさん。本屋でも見かけるような美術入門書も数多く手がけられています。
始まる前から、どんなお話が聞けるのかわくわくです。こんなにたくさんの方にお集まりいただきました。
講演会はヴェネツィアの地理・歴史の紹介からはじまります。この時点で既に皆さんヴェネツィアにとても興味をお持ちになられているご様子でした。ちなみに今日の聴講者のおよそ1/3が実際にヴェネツィアに行ったことがあるそう。
中世のモザイク画から15~16世紀のルネサンス、17~18世紀のバロック、19世紀~現代のビエンナーレなど、ヴェネツィア美術を広くお話いただきました。
宮下先生のお話はすごく丁寧で、ヴェネツィアについて知らない人でも、わかりやすく聞くことができましたよ。
講演会終了後、宮下先生のお話を聞いて展覧会をもう一度ご覧になる方もたくさんいらっしゃいました。
今日用事で来れなかった!講演会があるのを知らなかった!という方もいらっしゃると思います。お越しいただけなかったみなさま、ご安心ください。大丈夫です!
なんと、宮下先生の最新刊 『ヴェネツィア- 美の都の一千年』 が6月に発売されたばかりです。岩波書店から新書で発売されていますので、是非お手にとってみてくださいね。これを見れば、ヴェネツィア美術についての知識が深まること間違いなしですよ!
来週末17日はトワイライトコンサート&ナイトミュージアムを開催します。イタリアに関連してカンツォーネをお届けしますので、皆さま是非お越しください!