menu botton

イベントイベント

ルートカルチャーmeets鶴田真由「花音(カノン)」公演

終了終了

2014年12月20日(土)~2014年12月20日(土)

 ルートカルチャーmeets鶴田真由「花音(カノン)」公演を開催します。

鎌倉を拠点に活動するクリエイティブチーム・ROOT CULTUREが、鎌倉出身の女優・鶴田真由さんを迎え、鎌倉発となる新しい演劇作品「花音」を制作。作・演出には出演者二人と縁のあった明神慈(ポかリン記憶舎 主宰)氏が新たに書き下ろしたオリジナル脚本によって紡ぎ出される男女二人芝居です。

 タイトルは「花音(カノン)」。音楽形式のひとつであるカノンにもかけて、言葉遊びを繰り返すような脚本であることも意味します。時に追いかけっこをするような遊びを経て、時空を超えた男女の魂の旅を感じさせる作品です。

 

この作品は、2013年5月に鎌倉・浄智寺書院にて初演を行った後、同年11月には伊勢神宮・外宮での奉納公演、別府・永久別府劇場での公演を行い、脚本の一部は、巡回の度に新にリライトされています。たとえば、鎌倉公演時には地名の由来になったとも言われる藤原鎌足の鎌の神話や、鎌倉を愛した文士たちの言葉などが下敷きとなり、伊勢公演ではアマテラス大御神の神話の登場人物が盛り込まれるなど、公演当地の色が加えられながら成長していく作品になっています。滋賀 佐川美術館公演ではどんな当地色が加えられるかお楽しみください。

 

ルートカルチャーmeets鶴田真由「花音(カノン)」

公 演 日 :2014年12月20日(土)

 

公演時間:12時30分~(約45分)
※会場へは12時から整列入場予定です。

会  場:佐川美術館 樂吉左衞門館ロビー

 

※入館料のみでご鑑賞いただけます。
※席数には限りがございます。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

【鎌倉公演(初演)の様子

2013年5月18日(土)・19日(日)浄智寺 書院にて

 
鎌倉公演ダイジェスト映像
http://youtu.be/cS70mpy5sfE

 

 

 

【伊勢神宮 奉納公演の様子】

2013年11月8日(金)伊勢神宮外宮 勾玉池奉納舞台にて

 

 

 

 鶴田真由

鶴田真由(つるた・まゆ)

1988年女優デビュー。その後、ドラマ、映画、舞台、CMと幅広く活動。代表作には、ドラマ「妹よ」、「君と出逢ってから」、「徳川慶喜」、「お仕事です!」、「サトラレ」、映画「梟の城」、「半落ち」、「カーテンコール」などがある。1996年には「きけ、わだつみの声」で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。近年では、大河ドラマ「篤姫」、「マルモのおきて」、「デカ黒川鈴木」、「酔いどれ小籐次」、「株価暴落」、映画「沈まぬ太陽」、「さよなら渓谷」、「ほとりの朔子」など話題作に出演し、凛とした力強い演技で支持を得ている。また旅番組、ドキュメンタリー番組への出演も多く、番組出演がきっかけで、2008年第4回アフリカ開発会議(TICAD Ⅳ)の親善大使の委任を受ける。舞台では、蜷川幸雄演出による「真情あふるる軽薄さ2001」が初舞台となり、その後「トワイライツ」(蓬莱竜太演出)、「アジアンスイーツ」(鄭義信演出)などに出演。2012年、森山直太朗劇場公演「とある物語」に出演し、音楽ライブと演劇を融合させた新しい舞台表現に挑戦した。

2009年、ルートカルチャーが企画した鎌倉文学館での中原中也生誕100年記念イベントに朗読で出演。2010年から鎌倉市国際観光親善大使も務めている。

 

 

井上幸太郎(いのうえ・こうたろう)井上幸太郎

俳優。鎌倉出身。

1995年THEガジラ鐘下辰男主宰『塵の徒党』参加、演劇初出演。以後演劇を中心に俳優活動を開始。98年『サムライフィクション』中野裕之監督作品で映画デビュー。以後、TV、CM、映画、ラジオでも活動。劇団客演としては、THEガジラ、ポかリン記憶舎、ポツドール、東京タンバリン、温泉ドラゴンと多数。近年ではポツドール、ROOT CULTUREの公演で中東各地、欧州、北米と海外公演に多数出演。映像作品出演としては映画『月に星』『さくらさくら』など。TVドラマでは『最後の家族』『深夜食堂』など。俳優業かたわら2003年には短編映画『BRIDGE』を監督。イギリスの映画祭JFS06で上映を果たす。2005年には鎌倉大町にKAYA gallery+studioをプロデュース。同年ROOT CULTURE設立メンバーの一人として鎌倉妙本寺で新月祭を開催、NPO法人ROOT CULTURE理事。

 

 

明神慈(みょうじん・やす)明神慈

劇作家・演出家

97年よりポかリン記憶舎の作・演出・舎長を務める。俳優の動きや声に残像や余韻が残る濃密な時空づくりが特徴。国内外で公演やワークショップを展開。2010年3月、韓国演出家協会主催、ソウルのアルコ劇場で『ブレヒト-旅の軌跡-』を韓国人俳優と集団創作で上演。2011年11月、高知県立美術館主催、日韓合同公演『WæNDERING』を同ホールにて上演。2012年7月、瀬戸内国際芸術祭主催、小豆島・中山農村歌舞伎保存会と『傾き者、まかり通る』を上演。8月、えずこシアター15周年の創作音楽劇『ハンドルペダルサドルベル』の原作を担当。

2013年2月、日韓演劇交流センター主催、シアタートラムにて韓国現代戯曲ドラマリーディングVOL.6『白い桜桃』演出。四国学院大学非常勤講師。

http://www.myojin-yasu.jp

 

 

ROOT CULTURE(ルートカルチャー)

鎌倉を拠点に活動するクリエイティブチーム/NPO。2006年より鎌倉出身、在住のアーティスト・クリエイター数十名により活動を開始。同年5月に鎌倉・妙本寺にて、新しいスタイルの野外音楽/アートフェスティバル「新月祭」を開催。同年10月にはNPO法人として認可を受ける。地域に根ざした文化的交流の場づくりを目指し、妙本寺や光明寺、鎌倉文学館などを会場に音楽・アート・文学・ダンスなどジャンルを横断するイベントを開催しているほか、ローカルなカルチュアルフリーペーパー「ROOT CULTURE」の発行を行う。2011年からは神奈川県立近代美術館鎌倉館内にある喫茶室renconを運営(2013年3月24日まで)。また、ニューヨーク在住の演出家ヨシコ・チュウマと協働で「Hold the Clock: 根の国のギャングたち」など舞台芸術作品を制作し、国内のみならず、国際交流基金の支援を受けニューヨーク、ヨルダン、パレスチナなど海外での公演も行っている。2012年には近年の多岐に渡る活動をまとめた冊子「√」01号を発行。2013年に、鎌倉出身の女優・鶴田真由とメンバーの井上幸太郎の男女二人による演劇作品「花音(カノン)」を鎌倉・浄智寺にて初演。その後も伊勢、別府などで巡回公演を行っている。

http://rootculture.jp