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展覧会

樂直入展 茶陶の美
終了

2024年03月30日(土)~2024年09月23日(月)

桃山時代に始まった樂焼は、初代長次郎以来約450年にわたりその伝統を継承してきました。樂直入は十五代目の吉左衞門で、2019年に代を譲り直入と名を改めてからも自らの表現を追求し、斬新な世界観の作品を発表し続けています。

茶陶とは茶の湯に使用する陶器のことを指し、中でも茶碗は古くから道具としてだけでなく、その美しさから鑑賞の対象になっています。

本展では実用性の中に美意識を見出す茶陶に焦点を当て、茶碗の他にも普段展示する機会が少ない水指や火入などを展観します。これらは実際の茶会でも使用されるため、実用的に作られていますが、その中にも直入独自の技法や創造性が見られます。

この機会に直入が創る茶陶の世界をお楽しみください。


赤樂茶碗 煙柳焼貫茶入 縞青 両緞織絹仕服