樂直入展 創造の軌跡
2026年07月01日(水)~2026年11月23日(月)
桃山時代に初代長次郎から始まった樂焼は、約450年にわたりその伝統を継承してきました。樂直入は十五代目吉左衞門で、2019年に代を譲り直入と名を改めてからも、自らの表現を追求し斬新な世界観の作品を発表し続けています。
本展では、2007年から直入のライフワークである吉左衞門X展*の中で制作された作品のうち、第11回展から13回展である「齋藤隆」「マレーヴィチ」「nendo」にて制作された作品を展示します。
「齋藤隆」では、茶碗だけでなく当館所蔵の齋藤隆の作品2点を展示することで二者に通じる精神性を感じる空間を作ります。
「マレーヴィチ」では今までにない「焼貫白樂茶碗」が生み出されました。今回は2025年度に新収蔵した白樂茶碗7碗全てをご覧いただきます。
「nendo」では、新収蔵の茶碗に金属イオン水溶液を含ませ酸化還元反応をさせて仕上げた「潤碗」だけでなく、コレクション作品の部分(テクスチャ)に焦点を当てた作品「jihada」シリーズも併せて展観します。
吉左衞門X展では、各テーマによって特徴的な茶碗が発表されてきました。
本展は作者とXの関係性を見つめ直し、作品が想像された足跡を振り返る試みです。
*樂直入が深く影響を受けたもの、思惟を共有したもの、共感や感動したものを関数Xとしてコラボレーションする展覧会
【展示作品】
「潤碗 銅」
「焼貫白樂茶碗 巌石 溿」
「焼貫黒樂茶碗 裂」


